公益社団法人 日本表面真空学会



会長からのご挨拶

公益社団法人 日本表面真空学会 会長 重川秀実

 2020年5月に会長に就任しました重川です。
 様々な時、様々な場所で足を止め、当たり前の風景として流れる日々の暮らしを見直してみると、かつては映画やアニメーションの物語として描かれていたことの多くが現実となり生活に組み込まれている日常に気づき驚かされます。AIや量子技術が進展する中、10年後、20年後に、今の我々の思いをはるかに超えて広がる世界も目に浮かび、夢も膨らみます。
 現在、新型コロナウィルスの発生に伴い、人々の意識や社会のあり方が大きな影響を受けていますが、そうした中、学会活動も多くの課題に直面し、新しい形、新しい取組が模索されています。大変な時ではありますが、過去の歴史を振り返れば明らかなように、こうした中で、大きな飛躍が生まれて来たのも事実です。事を問わず、強い意思や新たな夢を求める思いが原動力となり、単なる解決を越えた道が拓かれるのでしょう。これまでに無い発想により、今日の状況を将来の豊かな仕組みを創り出すまたとない機会ととらえ、限りない可能性に挑戦したいものです。
 2018年4月の日本表面科学会と日本真空学会の合併から2年が過ぎ、新たな創造を可能にする新しい学会の姿も整いつつあります。表面や界面、真空の科学技術は、半導体産業から生命科学や医療にまたがる多様な分野の根幹であり、自然の秘密を解き明かす基礎科学の基盤であると共に、幸せな社会を生み出し支える応用の力でもあります。国際会議や講演大会、学会誌での発信と交流、各委員会や部会、支部などで企画される研究会や教育講座、セミナー、展示会、認定事業など、会員諸氏の熱い思いと取組が、分野間の垣根を越え、新しい道を拓く科学技術の進歩を繋ぐ力として、今後、更に重要な役割を担っていくことでしょう。
 会員の皆様には、健康に気をつけ、新しい時代を先導する歩みを続けられることを、そして、そうした皆様の、また学会の取組が、世の期待をはるかに越えた成果に繋がることを、心から願っております。私自身、本学会の発展に尽力してまいります所存ですので、これまで同様、学会の活動に積極的にご参加頂きますと共に、学会運営にご協力頂けますよう、心よりお願い申し上げます。



日本表面真空学会 事務局
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