対象:会員および一般
速報発信者;関口信一(真空技術部会長)
日本表面真空学会 真空技術部会2025年7月研究例会
主題「真空・プラズマ技術を利用した農業技術」
近年、農業技術の向上や環境負荷の軽減をめざし、真空・プラズマ技術を農業分野で活用する取り組みが注目されています。具体的には、植物の成長促進や肥料の製造、病害虫対策など、多彩な視点から研究・開発が進められており、高機能かつ高品質な農産物を効率的に生産するための新たな手法として期待されています。今回、日本表面真空学会真空技術部会では、今まであまりなじみのない農業分野について真空およびプラズマを農業技術の分野で活用している第一線の研究者をお迎えし、実際の研究・開発についての講演を予定しています。本研究例会が真空・プラズマ技術と農業技術の間で交流の場となり、農業技術の発展や真空分野の応用拡大を見出す機会となることを期待しています。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日時:2025年7月9日(水)13:00~16:45(現地/接続受付12:30~)
会場:機械振興会館 地下3階 研修-2号室 およびオンライン(Zoom)
(〒105-0011 東京都港区芝公園3−5−8)
講演プログラム:
13:00~13:05 開会の挨拶
石榑 文昭(真空技術部会 委員)
13:05~13:45「大気圧空気プラズマによる植物病害防除と生長制御」
金子 俊郎(東北大学 大学院工学研究科)
13:45~14:25「高温プラズマを用いたCO2直接排出のない肥料生成に関する研究」
田中 学(九州大学 工学研究院化学工学部門)
14:25~15:05「植物栽培及び育種への大気圧低温プラズマの利用可能性 -発芽・生育促進からゲノム編集まで-」
柳川 由紀(千葉大学 大学院園芸学研究院)
15:05~15:20 休憩
15:20~16:00「低温プラズマ照射による種子に眠る植物の記憶の書き換え -プラズマ種子科学の創成」
古閑 一憲(九州大学 大学院情報エレクトロニクス部門)
16:00~16:40「宇宙農業:低圧環境下における植物生産」
後藤 英司(千葉大学 大学院園芸学研究院)
16:40~16:45 閉会の挨拶
山本 将博(真空技術部会 副部会長)
協 賛:公益社団法人応用物理学会、一般社団法人日本真空工業会
参加費:日本表面真空学会会員 個人正会員 3,000円(予稿集代を含む)
日本表面真空学会会員 法人正会員・維持会員・賛助会員に属する方 3,000円(予稿集代を含む)
協賛学協会会員(法人含む) 3,000円(予稿集代を含む)
非会員 5,000円(予稿集代を含む)
学 生 無料(予稿集代1,000円)
参加定員:現地60名、オンライン100名
申込締切:2025年6月25日(水)
申込方法:ホームページよりお申込みください。
https://www.jvss.jp/ja/activities/41/detail/00008.html
問合せ先:公益社団法人日本表面真空学会 事務局
E-mail: office@jvss.jp TEL 03-3812-0266
<本メールは日本表面真空学会より会員の皆様宛に配信しております。>
日本表面真空学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル5階 TEL:03-3812-0266 FAX:03-3812-2897 Email: