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令和4年度日本表面真空学会東北・北海道支部学術講演会

東北・北海道支部学術講演会 開催報告

主催:日本表面真空学会東北・北海道支部
会期:令和5年3月6日(月)・7日(火)
開催形式: ZOOM上オンライン

 本学術講演会は、東北・北海道地区の表面・真空に関わる研究分野で活躍されている日本表面真空学会の会員を中心に、広く学術交流・情報交換の場を提供することを目的として例年開催しておりますが,残念ながら令和に入ってから連続して新型コロナウイルス感染の問題の影響を受け,中止あるいはオンライン化などを余儀なくされてきました。昨年度におきましてはIVC-22の開催を控えていた事もあり,このような状況下での現地開催のシミュレーションも兼ねてハイブリッド形式での開催といたしましたが,今年度につきましては,大学入試の合間の時期における会場確保に関するリスクなどを考慮して一旦オンライン開催に戻すことといたしました。
 そろそろオンライン飽きといった雰囲気も感じられる状況で,口頭講演は7件(学生講演賞対象4件),ポスター講演は2件と,若手の発表機会確保の観点からは課題が残りましたが,下記の通り福谷学会長による特別講演や,例年より多い7件の招待講演の効果もあり,計55名より参加登録を頂いて活発に議論も行われ,非常に有意義な講演会となりました。来年度においては新型コロナウイルス感染症の5類移行も取り沙汰されている中,学術・研究の分野でもアクティビティーの本格的な回復が課題となってくるものと思われますが,本支部においても講演会の対面形式復帰も含め,課題の解決に向けて対応を検討していきたいと考えている所です。
 簡単ではございますが,以上をもちまして開催のご報告に代えさせて頂きます。

東北・北海道支部長(弘前大学) 藤川 安仁

特別講演
東京大学生産技術研究所 教授(日本表面真空学会長) 福谷 克之 先生
「薄膜における水素の拡散と水素化物形成-トンネル効果と近藤効果,モット転移」

招待講演
東北大学大学院理学研究科 助教 大野 誠吾 先生
「幾何学的位相に基づくTHz波制御素子の開拓」
弘前大学大学院理工学研究科 助教 関 貴一 先生
「界面振動分光法で見る,気液・固液の電荷状態とイオン環境」
北海道大学触媒科学研究所 助教 鳥屋尾 隆 先生
「データ科学を利用した新触媒設計」
日本大学工学部 教授 羽田野 剛司 先生
「結合量子ドット(人工分子)の電気伝導特性」
物質・材料研究機構 主幹研究員 原野 幸治 先生
「単分子の構造,運動および化学反応を透過電子顕微鏡でとらえる」
北海道大学大学院理学研究院 講師 福島 知宏 先生
「振動ポラリトン状態を利用した水の物性制御」
北海道大学大学院工学研究院 助教 横倉 聖也 先生
「ナフタレンフラックス法による有機単結晶育成と界面分極により駆動する有機デバイス」


学生講演賞受賞者(講演番号順)

【O-01】高分解走査トンネル顕微鏡(STM)観察のためのCr/MgO探針の作製および評価
山田 雄貴(北海道大学大学院情報科学院)

【O-03】SiC 表面の低温減圧下における熱酸化反応
佐藤 聖能(弘前大学大学院理工学研究科)

学生講演賞規定など
本支部の学術講演会において,優秀な発表を行った学生に対して学生講演賞を授与いたします。

表彰対象者:
本支部の学術講演会において,口頭発表論文またはポスターセッション論文を発表した学生(社会人博士課程の学生を含む)であり,かつ本講演賞をまだ受けていない者であって,以下の項目を満たすものとする。
 1)講演論文の筆頭者であること。
 2)登録された登壇者であり,かつ実際に登壇した者であること。
 3)講演申込み時に,学生講演賞に応募した者。
 4)発表年月日において学生であること。


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