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マイクロビームアナリシス技術部会
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顕彰事業の概要

マイクロビームアナリシス技術部会では、マイクロビームアナリシス分野で活躍されている方々を顕彰する事業を行っています。 この顕彰事業は、旧学振141委員会から引き継がれた榊賞と、141 Committee Awardの後継となる国際賞(JVSS Microbeam Analysis Award)を軸としています。 それぞれの賞に関する詳細は、左のサブメニューからご覧ください。

榊賞について

「榊賞」は、日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会において、マイクロビームアナリシス研究に関する優れた功績を挙げた研究者を称えるため平成7年(1995年)に創設され、以後、若手研究者を育成、奨励するための榊奨励賞、現場における技術改良に与えられる榊技術賞などを取り入れ、本分野の研究推進に寄与してきました。 マイクロビームアナリシス技術部会では、この「榊賞」を受け継ぎ、マイクロビームアナリシス分野に関わる顕彰事業を実施します。

榊賞の推薦について

榊賞受賞者 (2021〜)

第28回 (令和5年度)

  • 榊奨励賞:森下英郎(株式会社日立製作所)
    「走査電子顕微鏡における高感度磁気イメージング技術の開発」

第27回 (令和4年度)

  • 榊賞:原田研(理化学研究所)
    「実空間から逆空間に至る種々の電子波干渉法の開発と基礎研究」
  • 榊功績賞:後藤敬典(名古屋工業大学)
    「絶対計測CMAを用いたスペクトルデータの収集とそのデータベース化」
  • 榊功績賞:中原仁(株式会社トヤマ )
    「マイクロビームアナリシス分野の組織的発展と研究活性化への貢献」

第26回 (令和3年度)

  • 榊賞:長谷部光泉(東海大学)
    「医工連携による表面改質医療デバイスの開発研究」
  • 榊賞:齋藤弥八(豊田理化学研究所)
    「ナノカーボン材料からの電子放出に関する先導的研究」
  • 榊功績賞:大堀謙一(株式会社堀場製作所)
    「マイクロビームアナリシス分野における活動並びに国際標準化への多大な貢献」

榊賞受賞者 (〜2019)

第25回 (令和元年度)

  • 榊特別賞:大島忠平(早稲田大学)
    「表面科学における顕著な先駆的研究と第141委員会への長年の貢献」
  • 榊賞:瀬藤光利(浜松医科大学)
    「顕微質量分析法の分子解剖学への展開と新分野の開拓」
  • 榊奨励賞:永井滋一(三重大学)
    「電界放出型スピン偏極電子源の表面制御と特性評価に関する基礎的研究」

第24回 (平成30年度)

  • 榊賞:高橋淳(新日鐵住金株式会社)
    「微小分析試料作製技術の開発による三次元アトムプローブを用いた鉄鋼材料への応用」

第23回 (平成29年度)

  • 榊賞:川﨑忠寛(ファインセラミックスセンター)、生田 孝(大阪電気通信大学)
    「電界型コンパクト球面収差・色収差補正器の理論解析と実機開発」
  • 榊技術賞:田中啓一(日立ハイテクノロジーズ)
    「TESを用いたX線分析システムの多チャンネル化への貢献」
  • 榊技術賞:野島 雅(東京理科大学)、堀田昌直(オフィスタンデム)
    「新しい原理を用いた回転電場質量分析器の開発」
  • 榊技術賞:高口雅成(日立製作所)
    「走査型透過電子顕微鏡を用いた特性X線検出技術への貢献」

第22回 (平成28年度)

  • 該当者なし

第21回 (平成27年度)

  • 榊賞:高橋 秀之(日本電子)、小枝 勝(島津製作所)
    「軟X線マイクロアナライザーの開発と製品化」
  • 榊技術賞:大島 卓 (日立製作所)
    「電子顕微鏡用電子源の高性能化への貢献」
  • 榊技術賞:伊藤 博人(コニカミノルタ)
    「有機複合材料のためのTOF-SIMSによる評価技術の構築」

第20回 (平成26年度)

  • 榊賞:安江 常夫 (大阪電通大)
    「高輝度・高スピン偏極電子銃開発への貢献とスピントロニクス材料への応用」
  • 榊技術賞:柳内 克昭 (TDK)
    「複合解析技術を駆使したハードディスク用磁気ヘッド多層薄膜積層構造の原子レベルキャラクタリゼーション」
  • 榊グループ功績賞:「マイクロビームアナリシス分野の人材育成のための研修セミナー企画・運営活動」
    田中 幸基 (日鉄住金テクノロジー)、中原 仁 (名古屋大学)、孝橋 照生 (日立製作所)、
    高倉 優 (日本電子)、赤堀 誠至 (東レリサーセンター)、北村 壽朗 (島津製作所)、
    富田 雅人 (コーニング)、鈴木 茂 (東北大学)

第19回 (平成25年度)

  • 榊賞:孝橋 照生 (日立中研)
    「スピン偏極走査型顕微鏡の装置開発および磁性デバイスへの応用」

第18回 (平成24年度)

  • 榊賞:日比野 浩樹 (NTT)
    「低速電子顕微鏡を用いた低次元構造の解析と形成制御の研究」
  • 榊奨励賞:早坂 孝宏 (浜松医科大学)
    「質量顕微鏡法の開発と生命科学への応用」
  • 榊技術賞:飯田 真一 (アルバック・ファイ)
    「実用材料の飛行時間型二次イオン質量分析における高精度化」
  • 榊技術賞:堤 建一 (日本電子)
    「高エネルギー分解能AESスペクトルを用いた化学状態定量分析法の開発」
  • 榊技術賞:常田 るり子 (日立中研)
    「透過電子顕微鏡による3次元観察技術」
  • 榊技術賞:菊池 秀樹 (日立ハイテクノロジーズ)
    「透過電子顕微鏡による3次元観察技術」
  • 特別表彰:「福島第一原発事故関連の放射線量測定活動」
    佐藤 了平 (大阪大学)、木村 吉秀 (大阪大学)、吉井 淳治 (CLOUDOH)、
    越川 孝範 (大阪電気通信大学)、永井 滋一 (三重大学)、佐瀬 卓也 (大塚製薬)、
    瀬籐 光利 (浜松医科大)、長谷部 光泉 (東海大学)、細川 好則 (エックスレイプレシジョン)、
    志水 隆一 (大阪大学)、宇野 賀津子 (ルイ・パストゥール医学研究センター)、
    宮崎 真 (福島県立医科大学)、佐藤 久志 (福島県立医科大学)

第17回 (平成23年度)

  • 榊特別賞:二瓶 好正 (東京理科大学)
    「マイクロビームアナリシスに関する研究と先端計測分析技術の装置化推進への貢献」
  • 榊賞:松尾 二郎 (京都大学)
    「分子イオンSIMSの開発とソフトマテリアルへの先駆的応用」
  • 榊奨励賞:鈴木 雅彦 (大阪電気通信大学)
    「スピン偏極低エネルギー電子顕微鏡を用いた表面観察」

第16回 (平成22年度)

  • 榊賞:岡山 重夫 ((独)産業技術総合研究所)
    「多段自己整合型四重極収差補正レンズの開発」
  • 榊奨励賞:長谷部 光泉 (東邦大学)
    「新しいステントの開発と物理分析法による詳細な解析」
  • 榊奨励賞:永富 隆清 (大阪大学)
    「荷電粒子(電子、イオン)と固体表面の相互作用の基礎的検討」
  • 榊功績賞:大岩 烈 (オミクロン・ナノテクノロジー・ジャパン)
    「本委員会の国際会議等の運営への積極的貢献」

第15回 (平成21年度)

  • 榊特別賞:森田 清三 (大阪大学)
    「ノンコンタクトAFMの開発と原子オーダーでの表面物性の解明」
  • 榊奨励賞:青柳 里果 (島根大学)
    「飛行時間型二次イオン質量分析法における新手法の開発と生命科学分野への応用」
  • 榊奨励賞:小松 学 (キヤノン)
    「将来の医療診断手法開発を目指したTOF-SIMS生体材料高感度検出手法の開発」
  • 榊功績賞:足立 達哉 (エスアイアイ・ナノテクノロジー)
    「集束イオンビーム装置・応用技術の開発とその普及」

第14回 (平成20年度)

  • 榊賞:安藤 敏夫 (金沢大学 理学部 物理学科 教授)
    「高速AFMの開発とタンパク質のナノ動的観察」
  • 榊奨励賞:畑 浩一 (三重大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 准教授)
    「CNTからの電界放出についての先駆的研究と実用化」
  • 榊奨励賞:日比野 浩樹 (NTT物性科学基礎研究所)
    「表面電子顕微鏡を用いた結晶成長・表面相転移の動的観察」
  • 榊功績賞:工藤 正博 (成蹊大学 理工学部 物質生命理工学科 教授)
    「日本・アジアにおけるSIMSコミュニティの組織化と研究活性化への貢献」

第13回 (平成19年度)

  • 榊特別賞:志水 隆一 (財団法人国際高等研究所 上級研究員)
    「マイクロビームアナリシスにおける先導的研究と委員会での卓越した指導による研究の活性化」
  • 榊賞:大島 忠平 (早稲田大学 理工学部 応用物理学科 教授)
    「単原子ティップ開発ならびに超高分解能フォノン分光における先駆的研究」
  • 榊奨励賞:坂本 哲夫 (工学院大学 工学部 電気システム工学科 助教授)
    「環境分析のための超微粒子の分析技術の開発」
  • 榊奨励賞:堂前 和彦 ((株)豊田中央研究所 分析・計測部 先進分析研究室 室長)
    「自動車用排ガス浄化触媒の in situ XAFS 解析」

第12回 (平成18年度)

  • 榊特別賞:丸勢 進 ((独)科学技術振興機構 研究成果活用プラザ東海 総館長)
    「マイクロビームアナリシスの基礎作りと発展への貢献」
  • 榊功績賞:橋本 操 (新日本製鉄(株) 先端技術研究所 所長)
    「マイクロビームアナリシスにおける人材育成活動への貢献」
  • 榊賞:越川 孝範 (大阪電気通信大学 エレクトロニクス基礎研究所 教授)
    「高性能光電子顕微鏡の開発」
  • 榊奨励賞:黒河 明 ((独)産業技術総合研究所 フロンティア研究部門 主任研究員)
    「ナノ標準物質のための極薄シリコン酸化膜作製技術と表面長期保持技術の開発」
  • 榊奨励賞:瀬藤 光利 (自然化学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター 助教授)
    「生体解析のための新しい顕微法の開発」

第11回 (平成17年度)

  • 該当者なし

第10回 (平成16年度)

  • 榊特別賞:小林 尚 (アルバックファイ(株))
    「国際標準化活動、人材育成部会活動など本委員会運営に対する多大な貢献」
  • 榊奨励賞:趙 福来 (早稲田大学 理工学部 大島研究室 PD)
    「エミッターの冷却による電界放出電子ビームの可干渉性の向上の実証」

第9回 (平成15年度)

  • 榊賞:木村 吉秀
    「次世代超電子顕微鏡の実時間焦点変調制御系および画像処理機能を有するCCDカメラの開発」
  • 榊奨励賞:名越 正泰
    「極低加速SEMによる鉄鋼材料表面観察」
  • 榊奨励賞:富田 充裕
    「二次イオン質量分析法による極浅拡散層の評価」

第8回 (平成14年度)

  • 榊賞:平山 司
    「電子波の干渉を利用した位相技術の開発と材料・デバイス解析への応用」
  • 榊奨励賞:吉川 英樹
    「放射光技術との融合を目指した光電子スペクトロマイクロスコープの開発」

第7回 (平成13年度)

  • 榊特別賞:田村 一二三
    「二次イオン質量分析装置の開発と普及」
  • 榊賞:高橋 秀之
    「電子プローブアナライザーの機能向上」
  • 榊奨励賞:石井 秀司
    「光電子スペクトルホログラフィーのための超強力X線源の開発」

第6回 (平成12年度)

  • 榊賞:高屋 憲一
    「二次イオン質量分析法による生体内微量元素分布解析法の研究」

第5回 (平成11年度)

  • 榊賞:河合 潤
    「X線・電子を用いた新しい局所状態分析法の開発」

第4回 (平成10年度)

  • 榊賞:圦本 尚義
    「SIMSによる高精度同位体比測定法の開発と惑星科学への応用」

第3回 (平成9年度)

  • 榊特別賞:市ノ川 竹男
  • 榊賞:林 俊一
    「ポストイオン化スパッタ中性粒子質量分析法の開発」

第2回 (平成8年度)

  • 榊賞:一村 信吾
    「レーザーを用いたアトムカウンティング技術の開発」
  • 榊賞:後藤 敬典
    「絶対計測用CMAの開発と標準オ-ジェスペクトル測定」

第1回 (平成7年度)

  • 榊賞:本間 芳和
    「2次電子像による半導体表面および結晶成長過程の観察」
  • 榊賞:田沼 繁夫
    「理論計算による非弾性散乱平均自由行程のデータベースの構築」

JVSS Microbeam Analysis Award について

日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会において、国際的な絆をより一層強めるとともに、マイクロビームアナリシス研究の一層の研究推進を図るため、平成15年(2003年)にJSPS 141 Committee Awardが創設され、以後、本分野の国際的研究推進に寄与してきました。 マイクロビームアナリシス技術部会では、この「JSPS 141 Committee Award」の精神を受け継ぎ、JVSS Microbeam Analysis Awardを創設しました。

JVSS Microbeam Analysis Award Winners (2022〜)

2022年 (ALC’22)

  • Hannes Lichte (Technische Universität Dresden)
    "Distinguished researches on electron interference and holography for materials analysis"
  • Karl-Heinz Ernst (Empa)
    "Pioneering studies on dynamic motion and chiral properties of molecules on surface"
  • Claus. M. Schneider (Research Center Juelich)
    "Distinguished contribution to the development of advanced instruments and the research on spin related phenomena"

JSPS 141 Committee Award Winners (〜2019)

2017年 (ALC’17)

  • Hans Joachim Freund (FHI - MPG)
  • Wolf-Dieter Schneider (EPFL / FHI - MPG)
  • Peter Varga (Vienna University of Technology / Brno University of Technology)

2015年 (ALC’15)

  • David B. Williams (The Ohio State University)

2013年 (ALC’13)

  • Cedric J. Powell (National Institute of Standards and Technology)

2011年 (ALC’11)

  • Dietrich Menzel (TU München / Fritz-Harber-Institute der MPG)

2009年 (ALC’09)

  • Gabor A. Somorjai (University of California, Berkeley)
  • Harald Ibach (Research Center Jülich)

2007年 (ALC’07)

  • Charles S. Fadley (University of California, Davis)

2005年 (ALC’05)

  • Harald Rose (Technische Universität Darmstadt)

2003年 (ALC’03)

  • Oliver C. Wells (IBM)
  • Ernst Bauer (Arizona State University)
  • 外村 彰 (日立製作所)