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マイクロビームアナリシス技術部会
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部会長からのご挨拶

令和2年8月
豊田理化学研究所
大門 寛

皆様には、マイクロビームアナリシス技術部会の活動にご支援ご尽力いただきまして、誠にありがとうございます。 当技術部会のとりまとめをさせて戴いている大門です。 微力ながら、本技術部会の活動が円滑に進みますように精一杯務めさせていただきます。 本技術部会は、日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141産学協力研究委員会のメンバーがこれまでの多くの活動を続けるために、本年2020年5月に公益社団法人日本表面真空学会の中に部会として設置していただいたものです。

これまで141委員会では、電子・イオンおよびX線を用いた各種局所分析法を実際に企業現場で活用するため、これらの研究を総合的かつ系統的に、産学協力して9期(45年間)に渡って進めてまいりました。 技術の開発のみならず、研究会や若手人材育成を通して、この分野の産業発展に寄与してきました。 ALCなどの国際会議の開催や、マイクロビームアナリシスの国際組織IUMASの日本の協力組織として活躍するなど、我が国を代表する分析・計測の研究・技術者集団としての地位を確立してきました。 学振も、そのような国際活動や人材育成は他の委員会の模範であると積極的に支援してくれていましたが、昨年度に学振の大きな方向転換があり、国際活動、学生も含む若手人材育成、褒賞活動など、これまで141委員会が積極的に行ってきて、この分野の発展に寄与してきた「学会的な活動」は継続できないことになりました。 皆様もそうだと思いますが、私もこれまでの141委員会の多くの活動に共感してきましたので、これらの活動ができなくなっては大変だということで、活動を引き続いて行える場所として日本表面真空学会の中に技術部会を設置していただいて、そこで活動を続けさせていただいてはどうかという案が141委員会の拡大運営委員会で決まりました。 日本表面真空学会は二瓶先生も私も会長を務めていたところで、141委員会の多くのメンバーは既に日本表面真空学会のメンバーでもあって、141委員会とは大変相性の良い学会です。日本表面真空学会の理事会で審議していただいた結果、理事の皆様の理解を得て数か月で技術部会を立ち上げることができました。 ただ、公益社団法人ですので、完全にクローズした研究会はできなくなるなど、これまでとは少し異なる運営が必要になるところがあります。

日本学術振興会の中にも、141委員会の活動を継続する産学協力委員会として、R026先端計測技術の将来設計委員会が立ち上がり、本技術部会のメンバーが重複する形で参加して進めています。 R026委員会では、計測・分析技術の10年先の姿を見据えながら、業界が必要とする実用的装置開発や汎用装置の改良、試料処理といった実践的課題、またリモート化やAIの活用という新しい課題の抽出や共同研究に取り組みます。 R026委員会の設置期間は5年と限定されています。これに対し、本技術部会は、設置期間の制約を受けず、学生も含む若手人材育成、国際会議開催といった従来の141委員会の重要な機能を継承し、この分野の発展に寄与していきます。 R026委員会と当技術部会の二つに分かれて活動をせざるを得なくなったのは、一つの災難であり、まさに激動に時代を生きていることが実感されます。 しかしながら、永続的に活動できる場所が確保できましたので、本分野の発展のために皆様と共に努力していきたいと思います。今後とも、ご指導・ご協力・ご支援のほどを宜しくお願い致します。

組織・役員・会員

組織図

役員リスト

常任幹事
部会長
大門寛 ((財)豊田理化学研究所)
副部会長
大岩烈 (シエンタオミクロン(株))松尾二郎 (京都大学)
事業部長
ALC国際会議:大岩烈 (シエンタオミクロン(株))ALC-W 国際会議:小野輝男 (京都大学)SISS国際会議:青柳里果 (成蹊大学)研修セミナー:鈴木茂 (東北大学)研究会:白木將 (日本工業大学)
庶務部長
白木將 (日本工業大学)
庶務副部長
粟田正吾 ((株)堀場製作所)永井滋一 (三重大学)中原仁 ((株)トヤマ)
顧問
二瓶好正 (東京大学)越川孝範 (大阪電気通信大学)齋藤弥八 ((財)豊田理化学研究所)本間芳和 (東京理科大学)
各委員会委員長
顕彰委員長:本間芳和、国際協力委員長:竹内孝江、IUMAS委員長:福谷克之
オブザーバー
杉山昌章 (大阪大学)、瀬藤光利 (浜松医科大学)
幹事
大堀謙一 ((株)堀場製作所)孝橋照生 ((株)日立製作所)佐藤智重 (日本電子(株))眞田則明 (アルバック・ファイ(株))鮫島純一郎 ((株)東レリサーチセンター)杉山昌章 (大阪大学)堂前和彦 (JASRI)永富隆清 (旭化成(株))日比野浩樹 (関西学院大学)水谷五郎 (北陸先端科学技術大学院大学)安江常夫 (大阪電気通信大学)圦本尚義 (北海道大学)高野明雄 ((株)トヤマ)重川秀実 (筑波大学)大柿真毅 ((株)日立ハイテクサイエンス)長谷川修司 (東京大学)八坂行人 ((株)日立ハイテクサイエンス)北村壽朗 ((株)島津製作所)林俊一 (日鉄テクノロジー(株))
委員会・WG
研究会WG
白木將 (日本工業大学)粟田正吾 ((株)堀場製作所)永井滋一 (三重大学)高倉優 (日本電子(株))二宮啓 (山梨大学)原田研 (理化学研究所)山崎順 (大阪大学超高圧電顕センター)
研修セミナーWG
鈴木茂 (東北大学)中原仁 ((株)トヤマ)赤堀誠至 ((株)東レリサーチセンター)孝橋照生 ((株)日立製作所)北村壽朗 ((株)島津製作所)田中智仁 (日本製鉄株式会社)粟田正吾 ((株)堀場製作所)高倉優 (日本電子株式会社)白木將 (日本工業大学)
ALC準備委員会
大岩烈 (シエンタオミクロン(株))松尾二郎 (京都大学)長谷川哲也 (東京大学)中原仁 ((株)トヤマ)白木將 (日本工業大学)永井滋一 (三重大学)佐藤智重 (日本電子)
ALC-W準備委員会
小野輝男 (京都大学)長谷川修司 (東京大学)柚原淳司 (名古屋大学)松尾二郎 (京都大学)中原仁 ((株)トヤマ)大門寛 ((財)豊田理化学研究所)
SIMS/SISS WG
青柳里果 (成蹊大学)松尾二郎 (京都大学)圦本尚義 (北海道大学)工藤正博 (成蹊大学)鮫島純一郎 ((株)東レリサーチセンター)高野明雄 ((株)トヤマ)
顕彰委員会
本間芳和 (東京理科大学)竹内孝江 (奈良女子大学)越川孝範 (大阪電気通信大学)齋藤弥八 ((財)豊田理化学研究所)
国際協力委員会
竹内孝江 (奈良女子大学)松尾二郎 (京都大学)
IUMAS委員会
福谷克之 (東京大学)
部会員
学界個人部会員52名、法人個人部会員34名、法人部会員15社 (2020年8月現在)

入会案内

マイクロビームアナリシス技術部会では、随時入会希望者を受け付けております。 入会ご希望の方は、部会費をご確認の上、以下の参加申込書をご記入いただき、申込書記載の連絡先までお送りください。 なお、シニア部会員は、既に部会員の方のみ申し込み可能です。

参加申込書

Word版 PDF版

部会費

設立の経緯

第141委員会の解散とR026委員会・マイクロビームアナリシス技術部会設立の経緯について

マイクロビームアナリシス第141委員会
第9期(後期)委員長 本間芳和

このたび、日本学術振興会 マイクロビームアナリシス第141委員会の流れを汲む日本学術振興会 R026先端計測技術の将来設計委員会(以下R026委員会)、ならびに日本表面真空学会マイクロビームアナリシス技術部会(以下技術部会)が共に発足しました。 ここに至る1年間の間、急な状況の変化があり、第141委員会の皆様には十分な説明をできないまま2つの組織の設立ということになりましたので、この機会に経緯と両委員会の関係を以下のリンク先の資料に詳しく説明させていただきました。

R026委員会は、計測・分析技術の10年先の姿を見据えながら、業界が必要とする実用的装置開発や汎用装置の改良、試料処理といった実践的課題、またリモート化やAIの活用という新しい課題に真剣に取り組みます。 一方で、R026委員会は5年と設置期間が限定されています。これに対し、技術部会は、設置期間の制約を受けず、学生も含む若手人材育成、国際会議開催といった従来の141委員会の重要な機能を継承します。 さらに、この技術部会が5年後の次の先端計測に関わる産学協力委員会を醸成する苗床となることも期待しております。

多くの会員の皆様には、両組織にご参加いただいていますが、旧141委員会法人企業が経済的負担の増加なく両組織に移行していただけるように技術部会の法人会員会費を3年間免除されています。 そのため、技術部会の活動費が大幅に不足しています。141委員会からの継続性、若手人材育成、国際会議開催といった機能を重視されて技術部会に参画された法人会員企業の皆さんには、この法人会費の特別措置に縛られずにマイクロビームアナリシス技術部会の活動を経済的に支援していただくことをお願いいたします。 個人会員の方々も積極的に技術部会に参加をいただきたいと存じます。

設立の経緯に関わる詳細資料

越川先生ご講演 (於第1回研究会)

連絡先

本部会へのご連絡は、以下のアドレスまでメールをお送りください(@は画像となっていますので注意してください)。

MBA技術部会:mba@jvss.jp