会誌「表面科学」

[前号 (Vol. 35, No. 9)] [次号 (Vol. 35, No. 11)] [会誌 総目次]

 第35巻 第10号  2014年10月

Editor's Choice

在りし日のローラー先生(1998年)


表面科学 第35巻 第10号 (2014) p. 539

特集テーマの関連論文

Heinrich ROHRER先生弔辞
橋詰 富博
Vol. 34 (2013) No. 10 p. 560

本会が国際的な賞“The Heinrich Rohrer Medal”を創設
尾嶋 正治
Vol. 35 (2014) No. 1 p. 63-64

Heini Rohrer, A Reductionist
Young Kuk
Vol. 12 (2014) p. 133-135

One Touch, One Drawing, One Word:My Encounter with Rohrer Sensei
Kunio Takayanagi
Vol. 12 (2014) p. 149-150

The Legacy of Heini Rohrer
Robert J. Hamers
Vol. 12 (2014) p. 151-153

Impacts, Prospects and Vision of STM: the Heritage of Rohrer Sensei in Marseille
Guy Le Lay
Vol. 12 (2014) p. 189-191

Contents


■ 巻頭言

Heinrich Rohrer Medalの創設:世界に向けて発信するSSSJへ

尾嶋正治
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 531


■ 特集:“The Heinrich Rohrer Medal”創設記念

(特別企画)
Heinrich Rohrer Medalの選考を終えて

塚田捷
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 532



(特別企画)
名伯楽は死なず,いま天にあり

青野正和
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 533



(特別企画)
ローラー先生とSTM

橋詰富博
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 535



(特別企画)
Heinrich Rohrer博士との出会い,会話,研究

柳邦夫
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 537



(特別企画)
SPMと私


Vol. 35, No. 10 (2014) p. 539



(研究紹介)
STMを用いた単分子振動分光

川合眞紀,金有洙,上羽弘,本林健太
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 565



(研究紹介)
次世代呼気診断/血液検査に向けたナノメカニカル膜型表面応力センサ(MSS)の開発

吉川元起
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 571


■ 連載企画

(資源問題と表面科学I)
資源リサイクル・資源循環型社会を目指して

中村崇
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 577


■ 談話室

(海外研究体験記)
有意義な海外研究を行う10のヒント

山本達
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 580



(開催報告)
表面・ナノ科学シンポジウム2014(SSNS ’14)開催報告

大門寛,長谷川修司
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 582


■ 表面科学技術者資格認定試験例題

表面科学技術者資格認定試験例題 No. 14


■ 先端追跡

[R-545] 燃料電池触媒用合金触媒
中村将志
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 584

[R-546] 硬X線光電子分光法の発展
南部英
Vol. 35, No. 10 (2014) p. 584


■ FOCUS on e-JSSNT
e-JSSNT最新論文 No. 122

■ 編集後記

 表面科学の分野に偉大なる功績を残されたローラー先生の科学技術賞が,日本で創設されたことは誇らしいかぎりです。私自身もSTMの研究に携わってきたので,今回のローラーメダル創設記念号の編集を担当できたことは光栄です。特別企画として新しく設けた「SPMと私」も含めまして,多くの関係者の皆様にご執筆を頂き感謝申し上げます。今年11月に島根県松江市で開催される国際シンポジウムISSS-7で執り行われる,初めてのローラーメダルの受賞式と記念講演が楽しみです。 
(佐藤智重)

 今回,「SPMと私」の半ページ企画により,総執筆者は50数名にのぼり,学会誌史上最大の著者数になりました! 著者の皆様には,短時間での原稿作成のお願いを,そして事務局には受付業務に関して大変なご負担をおかけしました。お詫びと感謝の気持ちでいっぱいです。これらの記事は是非若い人にも読んでいただき,ローラー先生の発明されたSPMのポテンシャルの高さを再確認していただくとともに,今後のご研究の参考にしていただければ幸いです。 
(吉村雅満)


Contents


[前号 (Vol. 35, No. 9)] [次号 (Vol. 35, No. 11)] [会誌 総目次]