会誌「表面科学」

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 第31巻 第7号  2010年7月

Editor's Choice

高分子水溶液系触媒液を用いたハニカム膜の金属複合化

表面科学 第31巻 第7号 (2010) p. 359
Contents


■ 巻頭言

さらなる発展を期して

橋詰富博
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 323


■ 第29回表面科学学術講演会特集号 [I]

(論文)
Ni2P(10-10)単結晶表面の角度分解・共鳴光電子分光

枝元一之,猪股裕幸,安野信行,小澤健一,中川雄太,朝倉清高,大谷茂樹
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 324



(論文)
走査型共焦点蛍光X線分析法による試料表面および表面近傍の三次元元素分析

中野和彦,辻 幸一
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 331



(論文)
NOまたはCO吸着Fe/Cu(001)の磁性と構造

阿部 仁,雨宮健太,酒巻真粧子,小宇佐友香,香西将吾,近藤 寛
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 337



(論文)
TiO2系透明導電体に含まれるドーパント−酸素欠陥複合構造の第一原理計算

神坂英幸,一杉太郎,山下晃一
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 343



(論文)
Si(111),(110),(100)基板上3C-SiC薄膜の熱改質によるグラフェン・オン・シリコン形成

半田浩之,宮本 優,齋藤英司,吹留博一,末光眞希
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 352


■ 研究紹介

ハニカム構造の無電解めっきによる金属−高分子複合膜の作製

石井大佑,藪 浩,下村政嗣
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 359


■ 先端追跡

[R-443] 有機単結晶・薄膜の電荷移動メカニズム
坂本一之
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 364

[R-444] クラスター・錯体の表面へのソフトランディング
佐々木岳彦
Vol. 31, No. 7 (2010) p. 364


■ FOCUS on e-JSSNT
e-JSSNT最新論文 No. 78 

■ 編集後記

 昨年10月の講演大会はこの暗い世相とは逆に大変活発でかなり興味深い研究発表も多く, 「表面科学の研究者はよく頑張っているな。」と大変勇気づけられました。 その一部をこの号で紹介できるのは編集委員としても本当にうれしいことです。
 しかし,この暗い世相のせいで若い方々でも将来が見えなくなってしまい, 悲観的になってしまうのでしょうか? 先日,若い大学院生の人から,表面科学に関係するある技術について 「この技術には将来性があるのでしょうか?」という大変シリアスなことを質問されました。 その方には「大丈夫ですよ。」と答えておきましたが…。
 科学技術には「今まで実現していなかったことを実現させる。」という役割があります。 だから研究には他人から「将来性があるのかな?」とか疑問に思われることもあるし, 無駄に見える多数の失敗がつきものだと思うのです。 そこには確実に期間内に実現させないといけない政治家の公約とは違うのです。
 まだまだ世の中大変な状況が続きそうですが,我々研究者はどんな状況でも夢を見失わず, 夢の実現を目指して頑張っていきたいものです。 今後の講演大会でもそんな夢の見える講演が増えることを期待しています。
(石田敬雄)

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