日本表面科学会関東支部 2関東支部セミナー

ナノ表面界面を介したエネルギー・物質輸送の計測とシミュレーション研究の最前線

 

主催: 公益社団法人 日本表面科学会 関東支部

共催: 公益社団法人 日本伝熱学会
    東京理科大学 総合研究院 ナノカーボン研究部門

後援: 東京理科大学 研究戦略・産学連携センター
    東京理科大学 総合研究院 ウォータフロンティアサイエンス研究部門

日時: 2015年11月13日(金曜日) 10:00−17:50

会場: 東京理科大学 森戸記念館(地図

 

 ナノ表面界面を介したエネルギーや物質の輸送現象の理解と制御は、物質の機能発現において不可欠であり、

多岐にわたる科学技術分野に共通の重要項目である。本ワークショップでは、ナノ表面界面でのエネルギー輸送

や物質輸送を研究する異分野の研究者が一同に介して、それぞれの分野での計測とシミュレーションの最新の

研究成果と今後の展望を共有し合い、分野横断型交流・情報交換を行うことで、新しい学術分野の創成および、

新たな出口応用を見出すことを目指す。

 

プログラム:

10:00-10:30

受付

 

10:30-10:35

開会挨拶

山本 貴博

( 東京理科大・工 )

セッション1

ナノ表面界面と『熱』

会場:第1フォーラム

10:35-11:00

表面・界面を利用したナノスケール熱工学

塩見 淳一郎

( 東京大・工 )

11:00-11:25

ナノ界面を利用した熱-電子輸送特性制御

宮崎 康次

( 九州工業大・工 )

11:25-11:50

ナノスケール熱計測の最前線

田口 良広

( 慶応義塾大・理工 )

昼食休憩(100分)

 

 

セッション2

ナノ表面界面と『水』

会場:第1フォーラム

13:30-13:55

ナノ空間・ナノ表面の水の構造と物性

山本 貴博

( 東京理科大・工 )

13:55-14:20

固体面上のナノ液滴の濡れと界面近傍のナノスケールの力学

山口 康隆

( 大阪大・工 )

14:20-14:45

動的濡れにおける固液気境界線近傍流体のダイナミクス
ー 先行薄膜形成過程,固体面上障害物との相互作用 ー

上野 一郎

( 東京理科大・理工 )

休憩(15分)

 

 

セッション3
15:00-16:25

ポスター発表会
[ポスター講演リスト]

会場:
第1会議室・第3会議室

休憩(5分)

 

 

セッション4

ナノ表面界面と『エネルギー』

会場:第1フォーラム

16:30-16:55

固体高分子形燃料電池の高効率化に向けた反応物質輸送特性の大規模分子シミュレーション

徳増 崇

( 東北大・流体研 )

16:55-17:20

擬一次元分子性ナノ多孔質細孔に閉じ込められた水クラスターの性質と機能化

田所 誠

( 東京理科大・理 )

17:20-17:45

ナノスケール表面・界面における摩擦・凝着の素過程

佐々木 成朗

( 電通大院・先進理工 )

17:45-17:50

閉会挨拶

本間 芳和

( 東京理科大・理 )


■ 最優秀ポスター発表賞

高野晋(東北大流体研)極薄液膜の高速撥水過程の分子動力学シミュレーション

■ ポスター発表賞

畑 智行(東大院工)有機無機複合系における自由度による熱物性制御

大西正人(東大院工)カーボンナノチューブの熱電特性に及ぼすひずみと欠陥の影響


問い合わせ先:

山本貴博(日本表面科学会関東支部・幹事、東京理科大学工学部)

  e-mail: takahiro(at)rs.tus.ac.jp


会場案内:

東京理科大学 森戸記念会館

東京都新宿区神楽坂4-2-2

最寄り駅:

・JR:総武線「飯田橋」駅

・地下鉄:東西線,大江戸線,有楽町線,南北線「飯田橋」駅

アクセスマップ: 地図